稽古法 3


























































         

  基本 1   一本打ちの技「面」・「小手」・「胴」・「突き」

                         
動作の要領

 「元立ち」を指定する


 立会9歩の間合いにて、お互いに礼をする。その場にて、「中段の構え」を取る。

「正面」 双方右足から「歩み足」にて3歩前進し、「一足一刀の間合」に接した後、元立ちの剣先が

        やや右に開いた時
に、右足を一歩踏みだしながら、両腕の間から相手の全体が見える程

        度に大きく振りかぶり、「面(メン)」の掛け声とともに、刃筋正しく、「元立ち」の正面を打つ

        打突後、掛り手は一歩後退して残心を示し、更に一歩後退して一足一刀の間合に復する。


          
小手 双方右足から「歩み足」にて3歩前進し、「一足一刀の間合」に接した後、元立ちの剣先が

        やや上に上がった時
に、右足を一歩踏みだしながら、両腕の間から相手の右小手が見え

        る程度に振りかぶり、「小手(コテ)」の掛け声とともに、刃筋正しく、「元立ち」の小手を打つ

        打突後、掛り手は一歩後退して残心を示し、更に一歩後退して一足一刀の間合に復する。


       

「胴」  双方右足から「歩み足」にて3歩前進し、「一足一刀の間合」に接した後、元立ちの手元が

       上がった時
に、右足を一歩踏みだしながら、相手全体が見えるところまでまっすぐ振りかぶり

       頭上で手のうちを返して、「胴(ドウ)」の掛け声とともに、刃筋正しく、「元立ち」の右胴を打つ

       打突後、掛り手は一歩後退して残心を示し、更に一歩後退して一足一刀の間合に復する


         

「突き」
 双方右足から「歩み足」にて3歩前進し、「一足一刀の間合」に接した後、元立ちの剣先が

        やや右下に下げた時
、右足を一歩踏みだしながら、「突き(ツキ)」の掛け声とともに、

        「元立ち」の咽喉部を突く。掛り手は突いたら素早く手元を戻す。掛り手は一歩後退して残心

        を示し、更に一歩後退して元に復する。

        その際、「元立ち」は「掛り手」に合わせて一歩前進し元に復する。


 
       その後、構えを解き、双方左足から「歩み足」にて小さく5歩後退して立会いの間合に 

        復し、中段の構えとなる。

            
          

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