「正面」 双方右足から「歩み足」にて3歩前進し、「一足一刀の間合」に接した後、元立ちの剣先が
やや右に開いた時に、右足を一歩踏みだしながら、両腕の間から相手の全体が見える程
度に大きく振りかぶり、「面(メン)」の掛け声とともに、刃筋正しく、「元立ち」の正面を打つ。
打突後、掛り手は一歩後退して残心を示し、更に一歩後退して一足一刀の間合に復する。
「小手」 双方右足から「歩み足」にて3歩前進し、「一足一刀の間合」に接した後、元立ちの剣先が
やや上に上がった時に、右足を一歩踏みだしながら、両腕の間から相手の右小手が見え
る程度に振りかぶり、「小手(コテ)」の掛け声とともに、刃筋正しく、「元立ち」の小手を打つ。
打突後、掛り手は一歩後退して残心を示し、更に一歩後退して一足一刀の間合に復する。
「胴」 双方右足から「歩み足」にて3歩前進し、「一足一刀の間合」に接した後、元立ちの手元が
上がった時に、右足を一歩踏みだしながら、相手全体が見えるところまでまっすぐ振りかぶり
頭上で手のうちを返して、「胴(ドウ)」の掛け声とともに、刃筋正しく、「元立ち」の右胴を打つ。
打突後、掛り手は一歩後退して残心を示し、更に一歩後退して一足一刀の間合に復する。
「突き」 双方右足から「歩み足」にて3歩前進し、「一足一刀の間合」に接した後、元立ちの剣先が
やや右下に下げた時、右足を一歩踏みだしながら、「突き(ツキ)」の掛け声とともに、
「元立ち」の咽喉部を突く。掛り手は突いたら素早く手元を戻す。掛り手は一歩後退して残心
を示し、更に一歩後退して元に復する。
その際、「元立ち」は「掛り手」に合わせて一歩前進し元に復する。
その後、構えを解き、双方左足から「歩み足」にて小さく5歩後退して立会いの間合に
復し、中段の構えとなる。
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